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今年もドキドキ!卒制審査

  • おんじ
  • 2015年12月19日
  • 読了時間: 3分

早いもので、もうこの季節がやって来ました、卒業制作の専攻内審査。

今年は12月15日(火)、通常授業が中休みに入る直前に行われました。

昨年は、たまたま全作品が実写でしたが、今年は逆に全作品がアニメーション。

6月の中間発表のときは、みな面白そうな企画を出していましたが、

果たして実現できたのか? 簡単に紹介していきましょう。

山野季美「いのこり」

図画工作の課題ができなくて居残りを命じられた二人。

まじめに絵を描いていたが、先生が目を離したすきに絵の具を使った悪戯合戦に。

互いの顔や体だけでなく、教室中をカラフルに染めていく二人だったが……。

はしゃぎはじめる前と後でキャラの頭身をガラリと変えた大胆な表現と、

今回の審査対象作品の中では、最も完成度が高いという点で、評価を得た作品。

まだ背景ができていないところを埋め、

さらに色とりどりに絵の具が踊っているような演出を加えてほしいところ。

タイミング・間ももう少し改善できるし、音にはもっともっと工夫が必要。

年末年始を挟んで、あと1月あまりでどこまでクオリティを上げられるか、楽しみです。

福瀬仁「少年と鳥」

放課後、黒板に残された鳥の落書き。

何げなく見ると、その鳥の絵が羽ばたきだして、黒板から飛び出していく。

鳥を追いかけて屋上まで出た少年は、そこで……。

写真を加工した背景に、手描きのキャラクターが加わる作品。

完成度の点で劣るが、最も伸びしろが感じられた作品。

時間的にちょっと不安ですが、 ちゃんと仕上げてくれれば本当に期待できる作品です。

土本彩乃「モウソウガール」

スマホのシミュレーションゲームの世界に入ってしまった女の子。

そこには、現実と同じ人物がいるのに性格は真逆。

あいつがこんなに優しいなんて……。

現実世界と仮想世界が関係し合うストーリーに魅力のある作品。

この作品も背景不足の箇所と音の演出がまだまだ不足しています。

しっかり仕上げてほしいところです。

ただ、正直言うと、今年はめちゃくちゃ遅い!

まだ審査できるレベルじゃないくらい。ほんまに大丈夫?

とにかく、髪の毛が抜けるくらいがんばらないとっ!

ゲキを飛ばして審査は終わりました。

見学していた1回生のみなさん、これを反面教師に、来年度は早め早めに動こうね。

卒業制作展のお知らせ

上記の卒制作品の他、2回生が課題で共同制作した実写ドラマもスクリーン上映いたします。

併せて1回生の進級制作(アニメ&実写)や共同制作(実写)もブース放映いたします。

2016年2月13日(土)〜16日(火) 10:00〜17:00

大阪美術専門学校 C001&002教室 入場無料

無料カフェもございます。ぜひ遊びにきてください。

 
 
 

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